樹木葬についての説明

一昔前までは、盛大なお葬式をして立派な墓石を建てることが、故人への最大の供養になるという考え方が一般的でしたが、最近では亡くなった人やその家族の願い通りの葬儀や埋葬方法を選択する方が望ましいという風潮になりつつあります。同時に「家庭的な事情でお金をかけられないけれど、出来るだけ満足のいく選択をしたい」という人も増えてきており、そうしたニーズを満たす葬儀や埋葬方法の需要は年々高まってきています。埋葬地にある樹木を墓標として亡き人を弔う樹木葬は、近年になって注目を集めるようになった埋葬形式です。従来のお墓と違って墓石がないのが特徴で、高いお金を支払って墓石を購入する必要がないというメリットがあります。

故人は樹木の茂る敷地内に埋葬されます。生きとし生ける全てのものは大地に還るという考え方は、日本人には非常になじみのある考え方であるといえます。亡くなった人が草木や樹木に命を与えていると思うことで、前向きになれる家族もいるようです。宗派や血縁関係に関係なく、生前仲の良かった人たちが一緒に入ることができるのも魅力です。

樹木葬は特別な事情があってお墓に入ることが出来ないという人にも求められています。樹木葬は初期費用と毎年の管理費を支払う必要があり、樹木を新たに植える場合は樹木購入の費用も負担する必要があります。運営する団体によって費用は違いますが、初期費用は数十万円、年間維持費は一万円前後かかるようです。

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