自然葬をしたのは故人の想い

夫といつでも、どのような事でも話し合ってきました。結婚して20数年間にわたり、会話の中で気持ちを伝えあってきたつもりです。その夫が病を得ましてたった数ヶ月で逝ってしまいました。私たちはお互いの死んだその後のことも希望は言ってきたのです。

子供もいます。でも、よく世間で言われているように子供達の重荷にはなりたくないのは同じでした。それは夫の父との関係からそうなってきたのです。夫の父はキリスト教信者でその地では一度は埋葬をして、その後早い人で13年後、遅くても30年後にはもう一度墓地を掘り返し、今度は火葬をするところだったのです。

それは残された家族にとっては気持ちの負担だけではなく、経済的にも大変な負担がかかってきたのです。私たちは絶対あの様なことを自分たちの子供達には背負わせない様に自然葬をしようと言ってきたのです。お墓は父の所でありますが、そこにも入らないでおこうと決めていました。死んだ後には何も残さない自然葬こそ、望むことだったのです。

葬儀はお世話になった方々にお礼もお別れもしなくてはいけませんので行いました。いつも好きだといっていた水色のお花をいっぱいにして送ってあげました。その後は家族と本当に仲の良かった夫のお友達数人とで自然葬をするべく場所にいきました。故郷にもいつでも帰れるような海です。

私たちもいつでも会いに行けます。夫の気持ちを汲んだ今は本当に安らかな気持ちで感謝があるのみです。

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